• ai fukuda

イギリス旅行で学んだ迷惑と自由の尊重


ハチミツ色の小さな家々が並ぶ

美しい村のあるコッツウォルズ地方。

そこを訪れることを目的の一つとして、

イギリスを旅した2o代後半のことです。

コッツウォルズ地方へ行くには、

ロンドンから長距離バスに乗り、

途中で乗り換えが必要でした。

ところが、乗り換えの町で、

待てども待てども、

コッツウォルズ行きのバスが来ない

タクシーの運転手さんに聞いてみたら、

「バンクオブホリデーだから運休だよ」

えーーー!!!

どうしよう!!!

まわりには何もない。

仕方がないので、タクシーの運転手さんに、

あなたがオススメする近くの町へ

私たちを連れて行ってください

すると、

日本から持参した

ガイドブックに載っていない、

トゥークスベリー」という

コッツウォルズの北西部に位置する

小さな町へ連れて行ってくれました。

世界史を学んでいる人は、

バラ戦争の重要な戦いが行われた地

といえば、あそこね、とわかりますか?

私と友だちにとっては、

チンプンカンプンな町で、

カタコトの英語しか話せず、

英語を半分も理解できない二人は、

町の詳しいことを聞くこともできず、

まずは、B&B(民宿)を探そう!

と、観光案内所へ。

B&Bを訪れると、すでに夕方。

これといっても何もせず、

明日は、どうしよう。

と、朝を迎え、

朝食を食べるために

リビングへ向かいました。

そこに宿泊客の老夫婦がいました。

ロンドンの南東にある海沿いの町に

住んでいて、車で旅行をしているとのこと。

すると、

友だちが、こう話したんです。

「バスが運休していて、

コッツウォルズに行けなくて。

とてもショックやねん。

あなたたちは、どこへ行くの?

コッツウォルズへ行かないの?

私たちすごく行きたいねん!」

しつこく悔しさを語り、

連れて行ってほしい、

と言っちゃってるような…。

嘘でしょ、迷惑だからやめてよー

私は心の中で少々怒っていました。

すると、老夫婦が、

半日だけで良ければ、

連れて行ってあげるよ

と!!!!!!

まさかの好意に驚いたと同時に、

せっかくの夫婦二人旅なのに、

友だちのせいで、

スケジュールを変更させてしまった。

と、私は友だちを心の中で責めました

有り難いという気持ちもありつつも、

申し訳ないという気持ちが大きくて

好意を受け取れずにいる私に、

B&Bのおばさんは、

「こんなイイ話はないわよ。

遠慮せずに連れて行ってもらいなさい」

と。背中を押してくれました。

憧れのハチミツ色の家々に加え、

ナショナルトラストのお庭も見られて、

しかも一期一会の出会いから始まった

夢のような半日。

ドライブ途中、年齢を聞かれました。

「あなたたち、28才なの!?

18才くらいの学生かと思ったのよ」と。

学生だから連れて行ってあげよう。

と思って下さったのかも…と思うと、

「ホントすみません」

「ホントすみません」

「ホントすみません!!」

今、この旅を振り返ると、

老夫婦には感謝しかありません。

申し訳ないという気持ちはなくなりました。

若く見られてラッキーだった!

とさえ思えます。

老夫婦は、ヤングな女の子を、

(本当は、アダルトな女と知らずに、笑)

コッツウォルズに連れて行ってあげたい!

そう思ってくれた。

やさしさ100%!

だから、素直に、サンキューベリーマッチ!

感謝を気持ち良く伝えたらよいだけ。

「申し訳ない」と思っていたら、

せっかくの好意を半減させてしまいますもんね。

友だちにも心からお礼を言いたい

というのも、友だちは、

自分の気持ちを包み隠さず伝えただけ

当時の私は、自分の要求を

しつこく伝えてはいけない

と思い込んでいたのです。

今では、もしかしたら、カタコト英語だから、

直接的な表現になってしまったのかも。

と、思えるようになっています。

それに、

友だちの言葉を、

どう受け止めようが老夫婦の自由

友だちの言葉を私は良くないと思った。

でも、老夫婦は、良いと思った。

どちらも間違っていないでしょう。

悪く思おうが、良く思おうが、

受け取る側の自由。

自分の気持ち、特に望みを伝えると、

迷惑かもしれない。

嫌がられるかもしれない。

そう思ってしまう人はいると思いますが、

しつこいぐらい伝えてもいいんですよね。

相手は自由にキャッチしてくれると信じて。

そこで、「ごめん無理」となっても、

相手には、拒否する権利があるということ。

だから、自分の気持ちや望みを引っ込めない

迷惑というのは、快諾してくれたあとに、

迷惑?迷惑よね?としつこく言うときでは?

逆の立場だと、

相手がしつこく伝えてくる場合は、

嫌なら拒否しても良いということ。

お互いが

お互いの

自由を尊重する。

そうできれば、

とても爽やかなつきあいができますよね。

私が当時と今とで考えが変わったのは、

視点や発想を変えるように心掛けたから。

自分の気持ちや望みは強く表していい。

好意は100%受け取っていい。

誰もが、

自分の自由、

互いの自由を、

尊重できれば、

爽やかな世の中になるのになあ。

爽やかな世の中をめざして、

VERY PARADISE!は進んでいきまーす。

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「迷惑かも」「嫌がられるかも」と思って、

他人への言動を引っ込めすぎる人は、

その原因を見つけるために、

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#拒否する権利 #旅行

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